検察審査会への申立書の中で、このブログのことを書き添えたところ裁判所からと思われるアクセスが何度もあり、それは、大きく3つに分類されるということを前回お話しましたが、今回は、それらのアクセスが、裁判所からのものであると推定した根拠についてお話しましょう。 ① 宮城県内からのアクセス ・ 初回のアクセスにもかかわらず、検索サイトやブログランキングサイトからのアクセスではないので、URL入力による直接のアクセスであると考えられるため。 ・ ホスト名に、高等裁判所の所在地近くの通り名(aobadori.miyagi 青葉通り)が含まれているものがあるため。 ② 福島県内からのアクセス ・ 初回のアクセスにもかかわらず、事件の詳細を知っている人じゃないとわからないような固有名詞や特徴的な語句を2,3個連ねて検索しているため。 そして、これら①②にに共通していえることは、裁判の経緯や刑事告訴について書かれているページを重点的に閲覧していることです。 それと、もうひとつ共通していえることは、ブログのタイトル名による検索が全くないことです。 人気のなさそうなブログだし、タイトル名で検索しても下位のほうで、なかなか出て来ないだろうなんて思っているのかもしれませんが・・・・ 不思議なことに福島からのアクセスは、毎回、一般的な語句、二語か三語による検索でのアクセスなのです。“お気に入り”にでも入れておけば、簡単にアクセスできると思うのですが・・・・ どうして、そうなのでしょう? もしかしたら、パソコンを不特定多数の人が使うので、履歴を残さないようにしたり、毎回、使用するパソコンを換えているせいなのでしょうか? また、ブログのタイトル名で検索したのでは、ブログのことを知っている関係者からのアクセスであるということ、つまり、裁判所の関係者からのアクセスであるということが、わかってしまうからなのでしょうか? でも、検索の際、全く関係ない変な組み合わせの語句で検索したりしているので、かえって目につきバレバレですよ! ③ 裁判所専用の接続ホストからのアクセス ①②と対照的に、ブログのタイトル名で、堂々と検索しているのが、裁判所専用の接続ホストからのアクセスです。(①②については、一般的な接続ホストからのアクセスでした。) ホスト名に、[ n-proxy.courts.go.jp ]とあり、court(裁判所)が含まれていましたので、見た瞬間、もしかしたら、これはって思いましたね。 それで、調べてみたら、やはり、そうでした。 裁判所には、LANとインターネットをつなぐためのふたつの代表的なproxy(代理)があって、それが、n-proxy.courts.go.jp と、p-proxy.courts.go.jp だそうなのです。 ちなみに、9月中旬に、n-proxy.courts.go.jp の接続ホストから、「不公正な国家賠償訴訟」で検索してのアクセスがあり、10月初めには、p-proxy.courts.go.jp から、「仙台検察審査会」での検索によるアクセスがありました。 ネット犯罪に詳しい弁護士のサイトの記述から推測すると、これは、どうも最高裁判所からのアクセスのようなのですが・・・ proxyサーバーというのは・・・・・・ たとえば、AさんがBのサーバーにアクセスすると、AさんがアクセスしたことがBにわかってしまいますが、proxyサーバーは、通常、AさんがアクセスしたことがBにわからないようにするために、CというproxyサーバーがAとBの間に入り、A→C→Bのように間接的にアクセスするのに利用されるようなのですが、裁判所の場合は、かえって、身元が特定される根拠になっていますよね。 裁判所の場合は、セキュリティーのためのproxyなのかもしれませんが、それにしても、宮城や福島からのアクセスの仕方と、ちょっと違っているとは思いませんか? 裁判所からのアクセスだってばれていること、ご存知なのでしょうか
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