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最高裁は判例違反の“常習犯”!

07/27
前回「官僚とメディア (魚住 昭著 角川書店)」の中からご紹介した記事(国民の多数が消極的であった裁判員制度が、最高裁と日本最大の広告代理店である電通とが結託した大規模な世論誘導プロジェクトによって成し遂げられたのではないかというの記事)については、アップした翌日、さっそく最高裁からアクセスがありました。
これまでも、最高裁と直接関係のある記事をアップした後には、必ずといっていいほどアクセスがあります。
世論誘導プロジェクトを実行するだけあって、さすがに国民の情報発信には神経を尖らせている様子ですね。


インターネットの発達により、国民の一人ひとりが情報発信できる環境が整い、以前は公にならないような裏の情報・真実の情報が、多くの人々の間で共有されるようになってきました。
とは言いましても、いきなり、「国家賠償訴訟は形骸化しており、始めから結論ありのインチキなのだ。」とか、「最高裁では、ごく一部の事件の裁判資料しか読んでいないはず。(物理的に無理です。)」なんて言ったところで、すぐには信じてくれない人も、少なからずいます。
社会的な問題意識の高い人や、実際に裁判にかかわったことのある人なら共感してくれるとしても、日頃から関心の薄い人たちにとっては、信じがたいことなのです。


ですから、最高裁が、タウンミーティングなどを通じて裁判員制度に向けての世論の醸成を図ったと同じように、司法の実態を知っている者は、裁判が必ずしも公正・中立に行なわれていないということ、だからこそ、国民が権力を監視する必要があるということを社会全体に浸透させ、国民の意識を変えていかなければなりません。
その一翼を担うためにも、私は、裁判での体験を基に、ブログで情報発信しています。


今回は、その“世論誘導”の一端として、最高裁が行なっていることは常に正しいとは限らないこと、ハッキリ言えば、最高裁が法規範を守らずデタラメをしているということを、前回の記事でも紹介した「官僚とメディア (魚住 昭著 角川書店)」の中からお伝えします。

裁判員制度導入のPRのために、最高裁と電通などの広告代理店との間で結んだデタラメ契約に関することです。

2007年2月14日の衆議院予算委員会での、保坂展人衆院議員(社民党)の追及に対する最高裁事務総局の小池裕経理局長の答弁を中心に、最高裁がデタラメ契約の実態を認める様子が、生々しく書かれています。
そのときの様子は、保坂元議員の下記のブログでも取り上げられており、これらをまとめると次のようになります。


http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/40fe990973717195d5a41d4832179f92
http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/a505a99d3787f5168cb251ae480e2f74

 不審な契約の実態
 ① タウンミーティング開催のために電通と結んだ契約について
(見積書・契約書・請求書ともに3億4126万8900円)

 契約日・・・2005年9月30日
 第1回タウンミーティングの開催日・・・契約の翌日の10月1日
 契約書の文面・・・イベント請負契約には使われるはずのない用語が使用されて
 おり、裁判庁舎の補修などの契約書式を流用したようだ。
   
② 仲間由紀恵さんを使った中堅広告代理店とのキャンペーンの契約(総額約6億円)
 契約日・・・2006年10月20日
 全国紙の全面広告に掲載された日・・・契約の4日後の10月24日

③ PRのために作成した映画『裁判員』の契約(7000万円)
 未契約のまま映画が出来上がった。
 「未契約」であるにもかかわらず、ホームページには、契約日を9月25日と載せた。


①②について、注目すべきことは、契約日が実施日の直前になっていることだ。
いずれも、事前にかなりの準備期間が必要なことから、契約締結前に、すでに事業が進行していたことになる


特に①については、最高裁と電通の間の見積書・契約書・請求書がともに3億4126万8900円で、企画競争のときの入札額から、わずか2万円弱安いだけだ。
ということは、2007年10月1日に始まって全国50ヶ所で集中開催されて1月29日に終了し、すべてが終わった後に、請求書と合致した「見積書」と「契約書」が作成された疑いが強く、「さかのぼり契約」ではないか。


この「さかのぼり契約」については、「国が締結する本契約は契約書の作成により初めて成立する」という1960年の最高裁判例に違反しており、また、国の予算執行に対して「契約書作成」を義務づけた会計法にも背く。

以上が、主な内容です。

これが、法律に最も厳格であるべき最高裁のずさんな契約の実態なのですから、まったく呆れてしまいます。
ちなみに、裁判員制度の広報事業で不当な「さかのぼり契約」が行われた問題で、最高裁は、大谷剛彦前経理局長(前事務総長)ら4人を注意処分にしたということなのですから、甘過ぎる処分にも驚かされます。


以前の記事でお伝えしていますが、最高裁の判例違反については、私も見つけています。

最高裁が、上告不受理や却下になったケースについては、訴訟費用を申立人に返還することはありませんが、これは、消費者契約法施行後の2006年11月27日の学納金返還訴訟(不当利得返還請求事件)の最高裁判例に違反していると思うのです。
詳しくは、「最高裁判所自らが判例違反をしているんじゃないの!」をご覧ください。


 やっぱり、最高裁は判例違反の“常習犯”みたいですね



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Comment
最高裁主席調査官の署名偽造の疑惑
民事判決書の”正本”は渡される しかし刑事判決書は交付されない 謄写代を揃えて申請すれば交付される 弁護人に依頼すれば2~3万掛かる しかし判決謄本(正本)でなく抄本です。

判決抄本とは、判決原本の一部を抜き写したもので、原本のうち、必要な部分を証明する目的で作成される つまり真正でないということ そして再審目的であろうと原本開示請求は弁護士でも適わない 先年末にやっと最高裁判例で条件付で交付が認められたが こんなこと全く知らなかった

要するに刑事判決原本は再審請求人ですら見られない こうした盲点に裁判所の犯罪が隠されています 調べて続報とします。
Re: 最高裁主席調査官の署名偽造の疑惑
刑事訴訟法のことは分かりませんが、民事訴訟法は、裁判所が不正をやりやすく、また、不正をしても、それがバレにくい法律になっています。
特に、上告の際の手続きは、その特徴がはっきりしています。
それを上手く利用したのが、私の二審判決(大橋弘裁判長)です。

こんにちわ
上記の逐犯無罪さんのコメントですが、驚くべきシステムですね。本人すら受け取れないという、その「理由」は何なのでしょう?

裁判は「公け」が基本のはず ー 「判決書」という、その最たる情報を秘匿することは許されないと思うのですが、どんな理屈をこじつけているのか、知りたいです。

私も、民事事件・刑事事件の両方に、関わりをもった経験はあるのですが、そのことは知りませんでした。

思えば、裁判所は審理を尽くすところではなく、セレモニーの場所でしかありませんでした。

だから、ローズマリーさんの記事には共感することばかり ー。逐犯無罪さんの続報に期待します。

※言うのが遅くなりましたが、今回のテンプレートはインパクトがあっていいですね。ブログ内容に合っていると思います。
Re: ミセスまるこさん
こんにちは。
まるこさんのブログ、よくおじゃまさせていただいていますが、被害者の方たちの切実な意見の応酬で、私など出る幕ではないといった感じで、いつも読み逃げですみません。

起訴された事件の99,8%が有罪ということを聞いたことがありますが、捜査段階で出来上がったストーリーを、そのまま裁判で追認するだけの、まさにセレモニーとなっているのでしょうね。
起訴された時点で犯罪者扱いとなり、判決書すら渡されないということなのでしょうか。
まったく前近代的なシステムですね。

テンプレート、ほめていただき、ありがとうございます。
イメージに合うのが見つかって、私も気に入っています。
何故に判決謄本でなく抄本か
再審請求請求人に拠り選任された弁護人が 再審請求がされた事件の保管記録の閲覧を請求した場合 保管検察官は その閲覧を不許可にする。

これを昨年秋にやっと最高裁は覆す判決をしたのです 検察の証拠隠しを突いたものですが 判決原本も含まれるのでは これより判決謄本の請求をしてゆきます。
http://suihanmuzai.web.infoseek.co.jp/100728.jpg.html

原田裁判長の署名は 押田美由貴書記官の偽造と嫌疑を掛けられているのですから 弁明ないし抗議すべきではないでしょうか
とかく疾しい官吏は無言の構えで惚け通す傾向があります。
Re: 何故に判決謄本でなく抄本か
さっそく行動に移されたのですね。
ご健闘をお祈りしています。

裏判決の手口
やはり捏造公判調書から裏判決がされたのでは・・

1996年9月23日 隣接する裁判所か検察庁で記録閲覧した原和良弁護士が接見に拘置所に現れた 氏は顔面蒼白 引き攣った双眸はぎらつき 何事が起きたかと見紛う異様な形相に驚いた
たぶん 手持ちの判決謄本(抄本)と 閲覧した判決謄本の内容に 事件の核心に関する事実に違いがある・・つまり何者かが判決抄本を改竄した 謄本には真正な原田裁判長の署名がされている?

”弁護士を通せ”刑事告訴や刑事訴訟記録の閲覧に対して 当局は必ず弁護士を持ち出す
本人訴訟とてあからさまに嫌な顔をする 弁護士を介在すれば揉消しやイカサマが出来るから

3月に 検察庁の保存記録を担当する保管検察官との面会を 前以て求めての訪問に 出てきたのはちょび髭の山本監督に似たえらく明るいキャラクター この人の良さそうな様子にすっかり騙された

交付されたのは判決原本と同じ謄本 そして記録は本人では閲覧できず 弁護士を介せ 今頃になって調べればそんな規定はない
判決謄本の交付請求を二度したが沈黙 あの山監もダンマリを決め込む積もりか

控訴当時に交付されたのは 判決謄本と記されたこの抄本であった それが6年後の再交付では抄本となっている つまり抄本を謄本と称して交付していた 何故にそうなったかは民事の審理で明かされている。

この推察に疑問や矛盾をご指摘くだされば助かります。
Re: 裏判決の手口
三月の山監から交付された「判決原本と同じ謄本」というのは、1996年9月23日に弁護士が閲覧した判決謄本なのか、弁護士の手持ちの判決謄本(抄本)なのか、どちらなのでしょう?

> 交付されたのは判決原本と同じ謄本 そして記録は本人では閲覧できず 弁護士を介せ 今頃になって調べればそんな規定はない
> 判決謄本の交付請求を二度したが沈黙 あの山監もダンマリを決め込む積もりか

ここのところ、1行目では、謄本が「交付された」となっており、3行目では「交付請求をしたが沈黙」
となっており、交付されたのか、されないのか、よくわかりません。

詳細は、よくわかりませんが、二重帳簿ならぬ、二重判決ということのなのでしょうか。
裁判所がでたらめの判決書を作成しており、弁護士はそのことに気がついていながら、指摘をせず隠蔽している。
つまり、裁判所と弁護士が結託して、不正判決は正当化される。

民事訴訟法も刑事訴訟法も、不正判決を助長するような制度になっています。
そのことに弁護士が気がついていない、あるいは気がついていても沈黙を保つというのは、明らかに不自然ですね。
法曹界は性悪説で丁度いい
>三月の山監から交付された
三月に保管検察官との面会を求めたが 出て来たのはヤマ監に似た検察事務官 このときに判決謄本の定義を質した・・と云うことです。

>交付されたのは・・
控訴当時に交付されたのは判決謄本であることの確認をしました 彼は抄本の存在は全く触れなかった

去る28.29日 判決謄本申請を問合せていますが 電話はありません 前後関係が不明で判り難い内容になってしまいましたが
イカサマ法廷手続きから 判決謄本を交付せず 要約した抄本を渡す・・自白事件で控訴などはしないから 急遽に抄本を作成したのか それとも初めから投獄目的の陰謀か判りませんが 何れにしろ証拠は不動です。

法曹三者は一蓮托生 いがみ合っているように見えても後ろで手を組んでいるのです。

ただ 弁護人は冤罪事件として支援組織を作り闘う姿勢を見せた しかし頓挫 裁判長・佐藤文哉は反動判事として逆転有罪を続出 KDD事件でも調書捏造をしている
こいつは法廷でも弁護人を脅かした 「もっと前に出ろ 声が小さい」 法曹マフィアに睨まれたら弁護士も竦む

どうでしょうか 原田國男の署名 自分の名前にしては余りにも悪筆 一見して偽筆と思いましたが・・

私のHpの表紙には 高橋検事の署名を載せていますが 手馴れたもので また佐藤もこれも自筆ならばの達筆です。
しかし原田・金山・永井などは稚拙な感じが 裁判官・検事は筆書き 検察事務官などは万年筆 被疑者はボールペンと決まりがあるらしいのです。
従って長年に裁判官をしている奴らの悪筆は不審です またこの問合せにダンマリとはいよいよ疑惑が増すのです。
http://suihanmuzai.web.infoseek.co.jp/100722.jpg.html
Re: 法曹界は性悪説で丁度いい
筆記用具のそんな決まりがあるのですか。

優秀な人でもチンチクリンの字を書く人は、いくらでもいますよ。
私の知っている範囲では、むしろ優秀な人ほど字を雑に書く傾向があります。

字から判断するのはどうかと思います。同一人物の比較する字があればですが。
仮に本人の署名ではないとしても、証拠を示さずに、「あなたの署名ですか。」と尋ねても、本当のことは言わないと思いますよ。
Re: 法曹界は性悪説で丁度いい
当然に署名の字体だけ突きつけても意味はありません 当事件では検事の偽造署名は証明され 偽装判決の疑いは判決抄本の交付より説明しています
この見地から第二の側面としての署名の不審を伝えているものです

三人の裁判官と現書記官に こうした事件の背景からの疑惑を伝えているのですから 一人ぐらいは回答があって然るべきかと それよりもネット公開でマスコミに期待するものです

またこれらの者の署名を知っている方が居ればとの儚い望みですが 民事ならともかく 刑事裁判となるとまず適わないかなと。
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プロフィール

ろーずまりー

Author:ろーずまりー
趣味にスポーツにと、平凡な主婦の生活を送っていましたが、夫の長時間労働を労働基準監督署に相談したことをきっかけに、その生活は一転。行政の理不尽な対応に、自ら国家賠償訴訟をすることに。
理系の出身ですが、知的好奇心に駆られた私は、法律関係の勉強に、けっこうはまってしまいました。
中立性に欠ける国家賠償訴訟の実情を、より多くのみなさんに知っていただきたいと思い、ブログを開設いたしました。

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