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検察審査会は憲法違反!!

12/16
検察審査会の強制起訴による小沢一郎氏の裁判が行われていますが、この検察審査会の議決自体が無効かもしれないということですから驚きです。
これまで騒がれてきたような検察審査会の1回目と2回目の議決にかかわった審査員の平均年齢が一致したので、審査員の選定に不正があったのではないかというものではなく、検察審査会自体が憲法違反の組織であるというのです。


これを知ったきっかけは、前回の記事でご紹介した 「一市民が斬る!!」 というブログですが、その情報源は、参議院議員 森ゆうこ氏のブログようです。

ご存知のように検察審査会は2009年5月の法改正施行で、"起訴議決"という行政権を行使するようになったのですが、そうすると、憲法の条文により、検察審査会は行政府のどこかに属さなければならないことになります。
ところが、検察審査会法に、検察審査会は裁判所の「所在地」におくとあるだけで、どこが所轄なのか、国家行政組織法など他の法律の何処にも記載がないということなのです。
三権のどこにも属しておらず、その権限行使については、どこからもチェックされなことになっているのです。


ブログ 「一市民が斬る!!」 に憲法の条文とともにわかりやすくまとめてあるので、そのまま掲載させていただきます。

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ブログ 「一市民が斬る!!」 より

<検察審査会が立法・行政・司法の三権のどこにも属さない独立組織というなら、それは憲法違反>

森ゆうこ議員の昨年11月27日のブログを読んで頂きたい。
http://my-dream.air-nifty.com/moriyuuko/2010/11/post-b2d3.html

検察審査会は09年5月の法改正施行で、"起訴議決"という行政権を行使するようになった。
そうなると、以下の憲法の条文により、検察審査会は行政府のどこかに属さなければならないはずだ。
日本国憲法
第65条 行政権は、内閣に属する。
第66条 
1 内閣は、法律の定めるところにより、その首長たる内閣総理大臣及びその他の国務大臣でこれを組織する。
2 内閣総理大臣その他の国務大臣は、文民でなければならない。
3 内閣は、行政権の行使について、国会に対し連帯して責任を負ふ。
検察検査会の強制起訴による小沢一郎氏の裁判が行われていますが、
2010年11月26日参議院予算委員会で、森ゆうこ議員が「検察審査会は憲法違反」と、仙石由人法務大臣を追及している。
参議院予算委員会議事録ページ6.pdf 
参議院予算委員会議事録ページ7.pdf 
法務大臣は、"検察審査会は独立した行政機関と理解している"と発言したが、憲法違反については、ムニャムニャ回答。
"独立した行政機関"ということになると、森ゆうこ議員の言われる通り、憲法違反であるから、その議決は無効だ。

ところで、検察審査会は、本当に三権のどこにも属さない独立の組織なのだろうか?

検察審査会のなぞを解明せよ
http://my-dream.air-nifty.com/siryou/files/110209haifusiryou.pdf

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

上記で紹介されている参議院予算委員会議事録に、森ゆうこ議員と当時の仙石由人法務大臣との質疑応答が掲載されています。

次の図解をご覧いただくとわかりやすいです。
http://my-dream.air-nifty.com/siryou/files/20110630185131.pdf


仙石氏は、検察審査会の行政権の行使は認めるものの、行政機関としての法律的な位置づけ、所轄については、「独立した機関」というだけで曖昧な答弁をしています。
森ゆうこ議員の追及に、仙石氏はあれこれ引き合いに出し長ったらしく応えてはいるのですが、質問に対する答えにはなっていません。
最後は、仙石氏も「内閣法制局が、これは吟味してこの法案が通ったということでありますから、当然、この刑事司法の過程で、憲法違反を理由にして争うことは出来るだろうと思います。」と応えています。


 民主国家における裁判の要諦は、適法な手続き(due process of law)です。
正しい裁判であるかどうかは、その手続きにあるのです。
たとえ、犯行の事実が証明されたとしても、途中の手続きにおいて少しでも違法なものがあれば無効となるのです。
ということは、憲法違反の検察審査会が行った強制起訴の議決は無効であり、裁判自体、意味のないものとなるのです。


 近代民主国家における裁判では適法な手続きがいかに重要であるかという裁判の大原則について、小室直樹氏の「日本国民に告ぐ」 「田中角栄の遺言」に詳しく記されています。
内閣法制局の方には必読の本です。


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ろーずまりー

Author:ろーずまりー
趣味にスポーツにと、平凡な主婦の生活を送っていましたが、夫の長時間労働を労働基準監督署に相談したことをきっかけに、その生活は一転。行政の理不尽な対応に、自ら国家賠償訴訟をすることに。
理系の出身ですが、知的好奇心に駆られた私は、法律関係の勉強に、けっこうはまってしまいました。
中立性に欠ける国家賠償訴訟の実情を、より多くのみなさんに知っていただきたいと思い、ブログを開設いたしました。

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