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性質の異なる2つのタイプの不正裁判

02/23
前回は、書面の構成から判断する偽装裁判の見分け方についてお伝えしました。
不正裁判の被害者の方から、地裁、高裁、最高裁、再審とすべて不正であったのに、地裁も高裁には不正がなくて、最高裁だけが不正をしているというのはおかしいのではないかというご指摘をいただきました。


それで、これまでの記事をご覧いただいていない方のために、今回は、不正裁判についてわかりやすく解説してみたいと思います。
不正裁判が行われるのは、ほとんどが行政が関与する裁判です。

瀬木比呂志氏の「ニッポンの裁判」にも、日本の裁判の中で、まだまともなものが多いのは、純粋民事訴訟であり、行政訴訟においては、近代民主主義国家のあるべき水準に達しているのか、はなはだ疑わしいということが述べられています。

一審が地裁、二審が高裁、最高裁へ上告という一般的な裁判について考えてみたいと思います。

まず第一に、誤解してはいけないことは、一審・二審の不正裁判と、上告の際の不正裁判では、その性質が明らかに異なるということです。
一審と二審では、実際に、原告・被告の当事者、裁判官、書記官が顔を突き合わせて裁判が行われますが、その裁判の内容に不正があるということです。
これに対して、上告の際の不正は、実際に最高裁で審理がされていないにもかかわらず、実際に最高裁が判断したかのように装う「偽装裁判」です。
上告不受理・却下になってケースの大部分がこれに該当するはずです。
もちろん上告の際も、本来なら最高裁で審理されるべき事件が不受理あるいは却下にされるという判断上の不正はありますが、それは、実際には最高裁の裁判官によって審理されていないという意味で「偽装裁判」なのです。
蛇足になりますが、仮に、上告審でも、一審・二審と同様に中身で不正しようとしたところで、出来るはずがないのです。なぜなら、上告不受理・却下になるケースでは、所謂三行判決と呼ばれるもので、どの事件にも当てはまる定型の文章で書かれているため、不正が入りこむ余地がないのです。


「偽装上告審」と考えられる根拠として次のようなことが挙げられます。
① 最高裁から送られるはずの記録到着通知書の封筒には、最高裁の管轄の区域ではない郵便局の消印が押されていた。
② 最高裁の調書(決定)は、いわゆる“三行判決”と呼ばれるもので、裁判資料を読まなくても十分作成できるような文書である。
③ 最高裁までいって裁判が終了し、地裁に戻ってきたとされる裁判資料を確認したところ、上告受理申立理由については、用紙の状態から読まれた痕跡がまったく確認できなかった。
④ 年間数千件にも及ぶ上告事件すべてを最高裁判所で精査することは、物理的に不可能であると考えられる。
⑤ 仮に、最高裁判所が裁判資料を精査しているのなら、上告の際に指摘した二審判決の違法性に気がつくはずであるが、上告不受理となった。


 尚、偽装裁判であるかどうかの判別法については、前回の記事「最高裁の洗脳の手口 ~偽造決定書の見分け方~」をご覧ください。

一審と二審の不正裁判に該当する、裁判の内容にデタラメがあったケースでは、例をあげればきりがないですが、私が把握している限りでも次のような不正が行われています。
○ 行政の被告代理人が行政職員等に証拠を捏造させ、その捏造証拠をもとに主張を展開する。
○ 「結論ありき」の裁判であるため、結論を導き出すための妨げになるような事実や法律論的主張は、はじめから判決書に盛り込まない。
○ 二転三転する虚偽の主張であっても行政の主張を証拠採用する。
○ 裁判所お抱えの鑑定士・医療機関等に鑑定をさせ、 原告に不利な状況を作り出す。
○ 裁判官が、当事者の主張をねじ曲げ、それを判決理由にする。
○ 論理的に矛盾していても無理やり結論づける。それを誤魔化すために、長ったらしい文章で、不自然な接続詞を使ったりする。
○ 高度な法律的問題については、当事者が主張していても判断しない。


 さて、みなさんの裁判は、どのケースに該当するでしょうか。
心当たりのある方は、是非、確認してみてください。


    

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>上告不受理・却下
最高裁判所は、一切の法律、命令、規則又は処分が憲法に適合するかしないかを決定する権限を有する終審裁判所である〔憲法 第八十一条〕。

何人も、裁判所において裁判を受ける権利を奪はれない〔第三十二条〕。
___

第三十二条〔第八十一条〕の規定により訴権〔憲審査請求権を含む〕を奪うことはできない。

上告不受理・却下の実質は、原裁判を対象とする国権たる司法権〔違憲審査権〕の排除であり、原裁判による権力の行使であり、憲法の定める統治〔法治〕の基本秩序を壊乱する。
Re: T_Ohtaguro 様
T_Ohtaguro 様、ありがとうございます。
上告不受理・却下は法律的にも違法だということになるのですね。
不受理・却下しているということは、実質的に二審制であるということになりますね。
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プロフィール

ろーずまりー

Author:ろーずまりー
趣味にスポーツにと、平凡な主婦の生活を送っていましたが、夫の長時間労働を労働基準監督署に相談したことをきっかけに、その生活は一転。行政の理不尽な対応に、自ら国家賠償訴訟をすることに。
理系の出身ですが、知的好奇心に駆られた私は、法律関係の勉強に、けっこうはまってしまいました。
中立性に欠ける国家賠償訴訟の実情を、より多くのみなさんに知っていただきたいと思い、ブログを開設いたしました。

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