獣医学部新設も やはり軍国化の一端か!!
いまさらですが、森友学園と加計学園には多くの共通点があります。
安倍夫妻が深く関与していたことはもちろんこと、どちらも学校新設に関する問題であること、さらに、その許認可が極めて不透明なプロセスで行われたということなど極めて類似しているのですが、ひとつだけ、どうしても納得できないことがあります。
園児が「五箇条の御誓文」を暗唱していた異様な光景から想像できるように、森友学園が目指すものと、明治憲法の復元を目指す日本会議の傀儡である安倍政権が目指すものとは同じ方向性を向いていた考えられます。
具体的には、安倍政権が軍国化を推進するために、幼児期からの洗脳教育に力を入れようとしていたのではないかということがうかがえます。
憲法違反の安保法制や秘密保護法、共謀罪の制定と、時代に逆行するような法律を次々と制定し、その上、教育まで軍国化となると、近代民主主義国家の主権者として普通に歩んできた国民にとっては、何のメリットもありません。
それに対し、加計学園問題は、獣医師の需要と供給のバランスとか、安倍首相の腹心の友への利益供与とか細かいところを抜きにしても、加戸守行元愛媛県知事が言うように、鳥インフルエンザや狂牛病、BSEが世間を騒がし、宮崎で発生した口蹄疫をいかに四国に上陸させないかという喫緊の課題に直面しているときに、公務員獣医師の不足の解消のために獣医学部を誘致するということが本当であるとすれば、誘致の理由としては実に真っ当なのです。
一部の大企業のため、米国のため、自分やお友達のためにだけ政治をしているような安倍政権が、親友の加計孝太郎氏のためとはいえ、外見的には国民のため、地方のためにもなるようなことに、莫大な補助金を交付するような事業を主導して行うということに、どこか引っ掛かりを感じていました。
要するに、森友学園のような特殊な学校というイメージはまったくなく、獣医学部自体はごくごく普通の大学で、そこに政権ぐるみで異常なまでに肩入れしていることに違和感がありました。
その引っかかりが、ある記事を見て解消しました。
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7月4日、テレビ番組に出演していた石破茂・元防衛大臣(前地方創生大臣)から衝撃的な発言が飛び出した。
石破氏が地方創生大臣だった’15年、獣医学部新設の4条件として閣議決定した「条件」のひとつに「既存大学では対応困難な『新しいニーズ』があること」というものがあった。この具体例として、石破氏は「感染症とか生物化学兵器への対策とか、新しいニーズが出てきたと説明すれば、(国民は)そうだそうだと(納得する)」と番組で説明したのだ。
さらに石破氏は6月2日投稿の「政策コラム」(ブログ)でも、加計学園の獣医学部新設問題について「感染症対策や生物化学兵器に対する対応などの『新たなニーズ』が明らか」と書いていた。
石破茂氏の発言で懸念広がる加計学園の「バイオハザード問題」 より
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防衛庁長官、防衛大臣を歴任した石破氏ですが、過去においては、核兵器を作ろうと思えば一定期間のうちに作れるという「核の潜在的抑止力」の維持ために原発を続けるべきという発言をしています。
石破茂氏 「核の潜在的抑止力」維持のため原発続けるべき
結局のところ、森友学園の小学校も加計学園の獣医学部も、軍国化計画の一端として新設が予定されていた(予定されている)と考えれば、すべてが腑に落ちます。
ちなみに、石破氏も加戸氏も日本会議のメンバーです。
ところで、工事関係者から流出した獣医学部棟の設計図が公表されていますが、一級建築士が見たところ、坪単価の見積りが通常の2倍になっており、およそ80億円もの水増し請求になっているといいます。
さらに、加計学園側は「BSL(バイオセイフティーレベル)3」の施設を作ると説明していますが(レベル4まであり、数字が高くなるほど扱うウイルスの危険度は増す。)、設計図からは、「レベル2」程度だとしても雑な造りだといいます。
尚、「バイオハザード問題」については、前述の『石破茂氏の発言で懸念広がる加計学園の「バイオハザード問題」』をご覧ください。
【加計疑惑】これが設計図だ 「水増し請求詐欺」裏付ける安普請
さて、水増し請求分は、どこへ流れるのでしょうか?
安倍政権の複数の議員が加計学園から恩恵を受けていたことを考えれば、容易に想像がつきます。
内閣府や防衛省は、大学や研究機関を軍事研究に取り込む「軍学共同」の動きを強めています。
加計学園の獣医学部に生物兵器の研究が期待されているとすれば、これにも呼応しているといえます。
http://no-military-research.jp/appeal-shomei/



安倍夫妻が深く関与していたことはもちろんこと、どちらも学校新設に関する問題であること、さらに、その許認可が極めて不透明なプロセスで行われたということなど極めて類似しているのですが、ひとつだけ、どうしても納得できないことがあります。
園児が「五箇条の御誓文」を暗唱していた異様な光景から想像できるように、森友学園が目指すものと、明治憲法の復元を目指す日本会議の傀儡である安倍政権が目指すものとは同じ方向性を向いていた考えられます。
具体的には、安倍政権が軍国化を推進するために、幼児期からの洗脳教育に力を入れようとしていたのではないかということがうかがえます。
憲法違反の安保法制や秘密保護法、共謀罪の制定と、時代に逆行するような法律を次々と制定し、その上、教育まで軍国化となると、近代民主主義国家の主権者として普通に歩んできた国民にとっては、何のメリットもありません。
それに対し、加計学園問題は、獣医師の需要と供給のバランスとか、安倍首相の腹心の友への利益供与とか細かいところを抜きにしても、加戸守行元愛媛県知事が言うように、鳥インフルエンザや狂牛病、BSEが世間を騒がし、宮崎で発生した口蹄疫をいかに四国に上陸させないかという喫緊の課題に直面しているときに、公務員獣医師の不足の解消のために獣医学部を誘致するということが本当であるとすれば、誘致の理由としては実に真っ当なのです。
一部の大企業のため、米国のため、自分やお友達のためにだけ政治をしているような安倍政権が、親友の加計孝太郎氏のためとはいえ、外見的には国民のため、地方のためにもなるようなことに、莫大な補助金を交付するような事業を主導して行うということに、どこか引っ掛かりを感じていました。
要するに、森友学園のような特殊な学校というイメージはまったくなく、獣医学部自体はごくごく普通の大学で、そこに政権ぐるみで異常なまでに肩入れしていることに違和感がありました。
その引っかかりが、ある記事を見て解消しました。
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7月4日、テレビ番組に出演していた石破茂・元防衛大臣(前地方創生大臣)から衝撃的な発言が飛び出した。
石破氏が地方創生大臣だった’15年、獣医学部新設の4条件として閣議決定した「条件」のひとつに「既存大学では対応困難な『新しいニーズ』があること」というものがあった。この具体例として、石破氏は「感染症とか生物化学兵器への対策とか、新しいニーズが出てきたと説明すれば、(国民は)そうだそうだと(納得する)」と番組で説明したのだ。
さらに石破氏は6月2日投稿の「政策コラム」(ブログ)でも、加計学園の獣医学部新設問題について「感染症対策や生物化学兵器に対する対応などの『新たなニーズ』が明らか」と書いていた。
石破茂氏の発言で懸念広がる加計学園の「バイオハザード問題」 より
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防衛庁長官、防衛大臣を歴任した石破氏ですが、過去においては、核兵器を作ろうと思えば一定期間のうちに作れるという「核の潜在的抑止力」の維持ために原発を続けるべきという発言をしています。
石破茂氏 「核の潜在的抑止力」維持のため原発続けるべき
結局のところ、森友学園の小学校も加計学園の獣医学部も、軍国化計画の一端として新設が予定されていた(予定されている)と考えれば、すべてが腑に落ちます。
ちなみに、石破氏も加戸氏も日本会議のメンバーです。
ところで、工事関係者から流出した獣医学部棟の設計図が公表されていますが、一級建築士が見たところ、坪単価の見積りが通常の2倍になっており、およそ80億円もの水増し請求になっているといいます。
さらに、加計学園側は「BSL(バイオセイフティーレベル)3」の施設を作ると説明していますが(レベル4まであり、数字が高くなるほど扱うウイルスの危険度は増す。)、設計図からは、「レベル2」程度だとしても雑な造りだといいます。
尚、「バイオハザード問題」については、前述の『石破茂氏の発言で懸念広がる加計学園の「バイオハザード問題」』をご覧ください。
【加計疑惑】これが設計図だ 「水増し請求詐欺」裏付ける安普請
さて、水増し請求分は、どこへ流れるのでしょうか?
安倍政権の複数の議員が加計学園から恩恵を受けていたことを考えれば、容易に想像がつきます。
内閣府や防衛省は、大学や研究機関を軍事研究に取り込む「軍学共同」の動きを強めています。
加計学園の獣医学部に生物兵器の研究が期待されているとすれば、これにも呼応しているといえます。
http://no-military-research.jp/appeal-shomei/



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